常務取締役:中澤 拓洋/入社24年目

エム・ジェイで学んだこと

入社時の上司は、まさに「現場の鬼」としかいいようのないプロ中のプロでした。私は、前職でも清掃業でしたが、それまではただキレイにすることしか考えていませんでした。決められた時間を超過してでも、気になるところは徹底的に掃除する。仕事が遅いとお叱りを受けることもあったのですが、自分は間違っていないと思っていました。しかし、その上司に「時間を好きなだけ使ってキレイにすることは素人でもできる。限られた時間の中で、その施設にとって最善の清掃を見極めて提供するのがプロだ」と、一から叩き直されたんです。

最初は理解できず、反発しましたよ。でも、理解できなかったのは私の清掃技術や知識がその上司の足元にも及んでいなかったから。経験を積んだいまでは、その教えが正しいとわかっているので、部下にも教えています。私は、経験者として即戦力採用ではありましたが、エム・ジェイに来て初めて、清掃のプロになれたと思っています。

やりがいを感じていること

現場にバリバリ出ていたころは、「この汚れはどうやって落とすの?」「中澤さんなら、この汚れも落としてもらえるでしょ?」などと、お客様から自分をプロとして信頼されて相談を受けることが一番のやりがいでした。いまは基本的には管理側に回っていますが、私が現場に出なくなってからも、「中澤さんが育てた子がいるチームだから、エム・ジェイに頼むよ」と、変わらずご依頼くださっているお客様もあり、やはり、築き上げた信頼関係は何よりの財産だと実感しています。「エム・ジェイの○○さんに頼めば大丈夫」と、お客様から名指しで頼りにされる人財を、一人でも多く育てていきたいですね。

エム・ジェイのここが好き

とにかく、人が素晴らしい。一緒に働いている仲間達一人ひとりの人間性が、本当に大好きです。入社から24年。決して自分が優秀な社員だったとは思っていません。他社であれば、信用を失ってお払い箱になってもおかしくないような大きな失敗をしたこともあります。でも、ここには現会長やその奥さん(監査役)をはじめ、私を見捨てず、手を差し伸べてくれる人達がいました。ここまで人情に厚い、温かい組織は、いまの時代、そうそうないですよ。

当社は給料や待遇面では、特に飛び抜けている会社ではないと思います。でも、ここを離れていくことは考えられません。もっともっと、自分の力を会社のために活かせないか、会社のために手伝えることはないか。常に模索しています。そのために自分にもっと知識がほしい。経験を積み、視野を広げたい。自分自身の力がまだまだ足りないのがもどかしいです。

これから入社する方に、伝えたい・教えたいこと

清掃業は「段取り8割・やる気2割」とよくいわれます。段取りさえしっかり組んでいれば、多少、要領の良くない人でも時間通りに、必要な作業を終えることはできるんです。ですから、やみくもにがんばるのではなく、「この現場では何をやるのが正しいか」を見極めて、適切な作業をすること。その見極め方を教えていきたいです。見極めを誤るとたちどころにクレームになってしまいますし、自分自身も過負荷になるので、長続きしませんからね。

取締役部長:福澤 優希/入社10年目

エム・ジェイに入社したきっかけ

19歳の時、先にエム・ジェイで働いていた同級生から進められたのがきっかけです。入社時は清掃アルバイトで、約1年後に社員になりました。入社5、6年めの20代半ばの時に事業部長に昇格して長野エリア全体の統括を任され、さらに約1年後に取締役へ昇格し、いまに至ります。入社時は本当に「アルバイトだから合わなかったら辞めたらいいや」といいう軽いノリで。まさか10年後に取締役になっているとは思ってもいませんでしたね。

やりがいを感じていること

年功序列ではなく、実力で公正に評価されること。自分がやったことの結果がそのままポジションや給与に反映することが面白いですね。「ここでは自分次第で誰でもすぐに上を目指せるんだぞ」と、若い人たちにも(といって私も若いのですが・笑)よく言って、はっぱをかけています。

また、20代で事業部責任者そして取締役となった私自身の経験ですが、お客様からは「ずいぶん若いね」と心配されることもあります。そこで自分の仕事ぶりや提案する内容で、「この若いのは、やるな。重責を任せられるだけのことはあるな」と、信頼を勝ち得ていく。その過程も大いにやりがいがあります。役割が自分の成長を後押ししてくれたという実感があります。

エム・ジェイのここが好き

やる時はやる、緩める時は緩める。メリハリがある働き方ができる会社ですね。それから誰とでもフラットに話ができる点も気に入っています。経営陣にも自分の考えや意見を気軽に言えるし、冗談も言い合えます。副社長とよく飲みに行くのですが、そこで私が雑談の延長で話したことが、「それ、いいね!」と、大きな新規事業に踏み切るきっかけになったりもしています。

これからの目標

上述の通り、私と副社長の雑談をきっかけに具体化した新規事業については、現在、副社長と私が中心になって着々と前に進めています(内容が大き過ぎてまだ詳細は公表できません ※2023年2月時点)。本格始動となったら、私が責任者として舵取りしていくことになるので、なんとしてでも軌道に乗せ、成功させたいですね。これが成功したら、エム・ジェイにとってさらなる飛躍となるのは間違いありません。会社の未来を左右する大きな挑戦を前に、武者震いしていますよ!

取締役部長:柳澤 英樹/入社15年目

いま担っている役割

私の主な役割は、ホテル清掃事業部の窓口役。当社が清掃を請け負っている全国のホテルを巡回しながら、支配人とお打ち合わせをして課題点などをすり合わせし、実動部隊に引継ぎをしています。それからメンバーマネジメント。「ここがうまくいかない」「ここをもっとこうしてほしい」など、各メンバーからの相談に乗ったり、愚痴の聞き役にもなっています。各現場のリーダーとは毎日のように連絡を取って、現場が滞りなく回るように、誰かが現場で嫌な思いをしたり、過剰な負荷を背負うことのないようにと、細かくケアしています。また、当社の事業は協力会社の存在なくしては成り立たないので、新しい地域で案件が発生した際は、まずその地域の協力会社の開拓も行っています。

エム・ジェイはここが働きやすい

幅広い業務を担っているのですが、基本的に経営層からの干渉はなく、全権委任されています。いちいち上にお伺いを立てることなくスピーディに動けるので、とてもやりやすいですね。自分の判断で大胆な提案を試すこともでき、やりがいがあります。必要なことであれば経費も惜しまず使わせてもらえる点もありがたいです。もちろんその分、責任が発生してプレッシャーはありますが、結果を出せばきちんと評価されるので、挑みがいがありますよ。

エム・ジェイはここが面白い

なぜ経営層がこんなに社員に優しいんだろう? と不思議に思うほど優しい会社です。例えば、社員旅行など皆で出掛けた際に、ちょっと旅館でつまめるおやつや飲み物を買おうと、コンビニに寄ることがありますよね? その時、会長や社長が同行していたら、まず社員達がお財布を出すことはありません。社員達はカゴに自分の欲しい物を入れてレジに置き、財布を出すのは会長や社長。私を含め、誰も遠慮なんかしませんよ。ある時なんて、会長がコンビニで7,000円を超える支払いをしているのを見たことがあります。コンビニで7,000円もおやつを買う人、そうそういないですよね(笑)

取締役部長:清水 幸成/入社15年目

いま担っている役割

ホテル清掃事業部で、現場の人員配置や現場管理などを担当しています。ホテル清掃事業は各案件の規模が大きいため、必要な人員数も他の事業部と比べて桁違いに多いのが特徴。人繰りがなかなか大変なのですが、会社が私の他にもう一人、責任者を置いてくれているので、連携しながら回しています。一人で抱え込んでいたら、とっくにパンクしてしまっているでしょう。チームワークの大切さを日々実感しています。

これから仲間入りしてほしいタイプ

清掃に関しては、まったく未経験で問題ありません。私自身も前職はDTPオペレーターで、清掃なんて自宅の掃除しかやったことがありませんでしたから。学歴や資格、社会人経験も特に問われる環境ではありません。仕事を楽しいと思いながら、真面目に働いてくれる方であれば大丈夫。あとは、同僚はもちろん、協力会社の方やホテルの方など、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら行う仕事なので、挨拶がきちんとできる方を歓迎します。さらに、役員にも遠慮せず自分の考えを主張できる積極性がある方であれば、幹部候補も目指せると思います。

これからの目標

ホテル清掃事業部は、当社の事業のうちでは新しいのですが、ここ数年で大きく規模拡大してきました。新規のホテルからのご依頼も続々入ってきており、ますますの拡大が見込まれています。今後のエム・ジェイの中核事業になることを会社からは期待されています。もちろん、必ず期待に応えられるように、私達が育てていきます。いま現場でがんばっている若手や、これから入社してくるポテンシャル人財をしっかりと教育し、私がいなくても現場が回るくらいに、現場を任せれるリーダー候補、ひいては幹部候補を一人でも多く輩出し、ホテル清掃事業に盤石の基盤を築いていきます。

取締役管理部長:杉田 美代子

職場の雰囲気、人間関係

とにかくいつも雰囲気が明るくて、気持ち良くそこにいられる環境です。前職でも事務職をやっていたのですが、その時は「今日は行きたくないなー」「行かなきゃいけないなぁ」という気持ちになる時もありました。休日に思う存分のんびりした後の月曜日に「ああ、会社かぁ…」って。誰にでも覚えはあるのではないでしょうか? でも、当社に来てからはそれがなくなったんですよ。呼吸をするように、日々自然に手が出社の準備をして、足が会社に向かっている。なんのストレスも抵抗もなく、会社に来れるんです。出社してからも、特に気合を入れたり身構える必要はなく、本当にありのままでいられます。

社員同士の仲も良く、経営陣を含めて上下の壁は本当にありません。当社の経営陣は面倒見が非常に良くて、例えば会長やその奥さんは、ご飯を食べに行く時には、その場にいる全員を誘います。社内に20人いたら、20人を誘いますよ(笑) 社長は社長で、県外の拠点に常駐している社員に毎年お中元・お歳暮を贈ったりしていますし。本当にアットホームな人間関係ですね。

管理部から見たエム・ジェイの成長

当社は、ここ3、4年の間に、猛スピードで階段を駆け上がっている印象があります。大手ホテルとのお取引が始まって、ホテル清掃事業が拡大したのが直接のきっかけですが、そのタイミングでちょうどさまざまな好条件が重なって、一気に飛躍したという感じです。あわせて管理サイドの業務改革も進めており、いままさに、成長のための歯車がガチッと噛み合っている状態。これからもますます、当社の駆け上がるスピードは加速していくと思います。若い幹部候補もどんどん育っていっていますし、これからが楽しみですね!

次世代に向けての課題

会社が成長するにつれて、社員の人数も、ゆくゆくは拠点数も増えていくでしょう。人数が増えたから、一人ひとりへのケアが行き届かなくなることがないように。働く場所が離れたからといって、誰かが孤立感を抱くことがないように。いまのエム・ジェイにある家族的な温かさが、会社規模が拡大しても失われることのないように。全員が毎日気持ち良く、楽しく働ける環境を保つことが必要です。そのための仕組みを、管理部として作っていきたいと思っています。